世界各国でFWランウェイや展示会が開催され、
ファッション界が盛り上がっている今、
LAにも展示会ウィークがやって来ました！

　

展示会は基本的に関係者のみしか入ることができませんが、LYFCO.では課外授業で展示会にも行けちゃうんです！！

　

今回はとってもレアな展示会の潜入レポートをシェアします☺︎

　

どんな展示会に行ってきたの？

　

今回LYFCO.チームで訪れたのは、
D＆A（ディー・アンド・エー）、
Brand Assembly（ブランド・アッセンブリー）、
INSPR ITALIA（インスピレーション・イタリア）の３つ。

　

展示会では現在より先のシーズンのものを公開しているので、今回は2023年秋冬の展示会でした。

　

　

事前に座学で、展示会そのものについての基礎知識や、
展示会場でバイヤーとしてどのような行動をとれば良いのかを学びます。

　

その上で展示会に足を運び、先生から説明を受けながら、実践に移すことで、買い付けのイメージを膨らませ、
バイイングのノウハウを身体で覚えることができました。

　

展示会に行って気付いたこと

　

実際に展示会に行って、学んだ知識を実践してみたり、周りを観察してみたりすることでの気づきがいくつかありました。

　

いくらファッションが好きとはいえ、普段日本に居て服を買うだけでは考えもしなかったことなのですが、
意識して見てみる・行動してみることで、バイヤーとブランドの関係性について気が付いたことがありました。

　

出展しているブランド関係者の方達と話をしてみることで、
「ブランドはバイヤーに買ってもらって世界に広めてもらう。
　バイヤー問屋価格で買い付け、
　自分の店舗で売ることで利益を出す。」
という関係性が成り立っていることを体感しました。

　

それぞれの利益とブランド・店のために、取引を始める前に
お互いのことをよく知り、良い関係性を構築していくことの
大切さを学びました。

　

　

そして、実際にバイヤーとして展示会を回ることで、
『ミニマム（購入個数制限）の数や、日本の取扱店舗、
日本への配送可能か』など、
購入前に確認しなければならない項目が沢山あることを知りました。

　

ビジネスとしてやっていくには
「可愛い！自分の店に置きたい！」という感情だけではダメ。

　

また、円滑な取引のためにも、ある程度の英語力は必要だと
感じました。

　

気になったアイテム・ブランド

　

多くのブースが集まっており、
色々なものを見ることができる展示会。

　

お店によって扱っているものが全く違い、様々なテイストの商品があるので、ずっと居られるような飽きない空間でした♡

　

ニットやスエード生地のアイテムが比較的多く並んでいるように感じ、次の秋冬に流行るのではないかと思いました。

　

色々な店を見ることで、何となく次のトレンドが見えてくるのですが、トレンドに左右されず、我流を貫いているブランドもあり、トレンドだけが重要なわけではないと
目で見て学ぶことができました！

　

　

ロサンゼルスで開催されている展示会だからといって、
LAのブランドだけが集まるわけではありません。

　

今回、LYFCO.メンバーの目に留まったブランドの1つは
イタリアのブランド『Giovanna Nicolai（ジョバンナ・ニコライ）』でした。

　

　

このブランドは綺麗なカラーのアイテムが魅力で、
ビビットカラーのコートやセットアップなど思わず目を惹く
アイテムが多く、とても可愛かったです♡

　

　　

ニューヨークベースのブランド『Rationalle（ラショネル）』は、イマドキの流行を取り入れつつ、
プリントデザインで個性的なルックが多く、1点1点細かく見ていきたくなるようなブースでした。

　

　　

ブーススタッフの方もオシャレで、服の合わせ方やメイクも
参考になりました♪

　

LAの展示会を体験してみての感想

　

バイヤーとして展示会に行ってみることで、
どのようにしてバイヤー達はこのような展示会場に数多く足を運び、ブランドとコミュニケーションを取り、問屋価格で買い付けているかを知りました。

　

普段買い物をしている服たちが店頭に並ぶまでの過程を見て
実践体験をすることで、バイヤーという仕事にとても興味が
湧きました。

　

　

また、ブランドとバイヤー間との関係性を知り
お互いの利益を作る仕組みに気付いたことで、
自分がビジネスをしていく上で必要なことは何かを学ぶことができました☺︎